電動アシスト自転車のバッテリーがポータブル電源に!?「チャリパワー」登場
応援購入サイト「Makuake」に、ありそうでなかったデバイスが登場した。電動アシスト自転車のバッテリーをポータブル電源化し、キャンプや非常時に使えるようにするデバイス「チャリパワー」だ。レトロ家電のようなデザインもあいまって登場直後から注目され、すでに目標額は達成している。
緊急時の対策に! 「チャリパワー」は停電中やアウトドアで活躍
子どもの送迎や買い物で活躍する電動アシスト自転車。そのバッテリー8.0Ah、25.2Vは、ワット数で換算すると“約202Wh”もあります。これはモバイル電源54600mAh、3.7V/202Whと同等の容量で、202Whはスマホ用モバイルバッテリー(3000mAh~5000mAh) の11~18倍!このとっても身近で大容量のバッテリーをセットするだけでポータブル電源として使える「チャリパワー」を緊急時の備えとして開発しました。
大型のポータブルバッテリーは日常使いには向いておらず、しまいっぱなしになるという難点がありますが、電動アシスト自転車は日常的に使うため、ほとんどのユーザーがこまめに充電しています。そのバッテリーを緊急電源に変える「チャリパワー」は避難する際や荷物が多くなりがちなキャンプでも持ち運びやすいようコンパクトに設計しています。
「チャリパワー」にはAC100Vコンセント1つ、USBポート2つ、Power Delivery対応のUSB-Cポートを1つ搭載。多様なポートで500Wまでなら小型調理器でお湯を沸かしたり、電気毛布やファンで冷暖対策、スマホやタブレットの充電も可能です。しかも、低騒音で燃料不要。
使い方はとても簡単で、AC電源機器の場合はフル充電した自転車のバッテリーを「チャリパワー」にセットし、本体の電源をONにしたらコンセントを差すだけ。電動アシスト自転車の国内シェアのほとんどを占めるパナソニック、ヤマハ、ブリヂストンのバッテリーを自動認識し、手動の切り替えスイッチは不要だから、初めて手に取る方もスムーズに使用できます。
安全対策装置も搭載
パナソニック、ヤマハ、ブリヂストンの電動アシスト自転車 25.2-25.9 Vに対応。
緊急時にも役立つリチウムイオンバッテリーですが、普及に伴い発火事故も増えています。そこで「チャリパワー」は第三者検査機関と社内で様々な機能性テストを行っています。
チャリパワーの安全対策
・各自転車メーカーの純正バッテリーにはBMSが搭載され、安全に放電するよう制御されていることを弊社のテストで確認済み。
・各自転車メーカーの純正バッテリーに対し、放電、突入電流、出力安定性をテスト済み。
・「チャリパワー」の出力電圧、電流、ワット数等のスペックに対し、最大瞬間負荷(1000W、2秒間)を弊社でテスト済み。
・「チャリパワー」に最大電圧/最低電圧保護機能を搭載。バッテリーの電圧が許容範囲を超えた場合はインバーターからの出力を自動停止。
・「チャリパワー」にフューズ (40A)を搭載し、過電流を防止。
・「チャリパワー」の内部放熱を最適化しており、2つのヒートシンクに加え、冷却ファンを装備。
商品概要
キャンキャンパー「チャリパワー」(ivt2499)
サイズ:W156×D221×H98(mm)
本体重量:1.25kg
AC100V出力:500Wまで出力 瞬間最大出力1000W(2秒間)
ディスプレイ:6桁数字表示
USBポート:2個 5V(各10W)
Type-Cポート:5V/9V/15V/20V (最大60W)
付属品:交換用ヒューズ1個
対応バッテリー:パナソニック、ヤマハ、ブリヂストン 25.2-25.9 V
特許出願番号2024-154517