人気のヘルメット「MANTA」にエアロ性能を強化したMips搭載モデルが登場｜MET

2021年3月2日ニュース,製品情報

イタリアに本拠を置くヘルメット専門メーカー「MET（メット）」から、人気のクローズドヘルメット「MANTA（マンタ）」の新モデルが到着した。前作に引き続き、通気性の高さを維持しながらも、風洞実験でエアロダイナミクスを向上させ、さらに事故時の頭部へのダメージを軽減する「Mips」構造も搭載している。

エアロ性能を磨き上げた、Mips搭載モデルが登場

「MANTA」の新モデルは、ミラノのニュートン研究所で風洞実験を繰り返し、よりエアロダイナミクスに優れた造形となった。前作からクローズドヘルメットの類に属しながらも、外見からは想像がつかないほどの優れた通気性を持っているのが特徴のひとつだが、新作の「MANTA MIPS」ではヘルメット上部のNACAベントと後部の設計を見直し、さらなる空気抵抗の削減と通気性能の向上を果たしたという。サングラスポートも再設計し、より収まりの良い形状となっている。

また、安全性を高める「MIPS」も搭載。 MIPS とは、事故の際にヘルメットが受けた衝撃をインナーシェルとMIPS レイヤーとが滑りあい頭部への衝撃を緩和し、脳に伝わるダメージを低減するもの。前作より少なくとも10%以上の安全性向上が図られているとしている。バックルには要望の多かった Fidlock®磁気バックルを採用。ヘルメットの着脱が簡単かつ迅速にになり、トライアスロンのトランジットタイム短縮につながるだろう。さらにフィッティングシステムには新しく「SAFE-T UPSILON」を搭載。調整の容易さはもちろん、ラチェットを締めた際に圧力に偏りが無く、優れたフィット感を得られる。