増田成幸選手がコメント発表 「すべての皆さまに心より感謝、悔いはない」

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昨日2020年10月12日、スペイン・パスク地方で開催されたUCIレース「プルエバ・ビリャフランカ・デ・オルディシア(UCI1.1)」に出場し、見事UCIポイントを獲得、東京オリンピックの出場を事実上決めた増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)がさきほどコメントを発表した。これまでの経緯と関係者への感謝を綴っている。

増田成幸選手のコメント(宇都宮ブリッツェン公式Webサイトより)

多くの皆さんに応援いただき、最後のチャンスとなったスペインのレースに参戦させて頂きました。このチャレンジを応援いただいたすべての皆様に心より感謝を申し上げます。

レースは雨と寒さでとても厳しかったですが、20位というリザルトとなりオリンピック選考ポイントを加算する事が出来ました。

オリンピック選考という視点でこの1年を振り返ると、コロナの影響で選考期間の延長が確定してからは、私にとっては常に不安が付きまとう状況でした。

国内UCIレースの開催不可の状況、スポーツ仲裁機構への申立てと棄却、ツアー・オブ・タイランドへの招待も入国困難での出場不可など、精神的にも辛い事が続きましたが、

このスペイン遠征が確定してからは前向きにトレーニングができるようになりました。

スペインに入ってからは、現地の皆さんの協力も頂き良い環境で準備と調整が出来ましたが、自分なりにプレッシャーを感じていました。

“もし結果がダメだったら”とネガティブな思考がよぎる事もありましたが、自分が大好きなロードレースに出場するにあたって、感謝の気持ちでスタートラインに着こうと考える事にしました。

それは、このコロナ状況下の中で宇都宮ブリッツェンを迎え入れてくださったレース主催者様、現地でサポートをしてくださった皆様、そして日本で応援してくださるサポーターの皆様、日々のチーム活動や今回の遠征を支援してくださったスポンサー・サプライヤー各社様、地元栃木県と宇都宮市の皆様、そして大切なチームメートへの感謝の気持ちです。

昨日の結果からオリンピック選考では2位に順位が上がりましたが、最終選考の発表を待ちたいと思います。

今回のチャレンジを経て、自分自身は悔いはありません。

残る5日間の選考期間で何が起ころうとも受け入れるつもりです。

改めて、応援を頂いたすべての皆様に心より感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

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