自転車通勤時にも役立つ?「ペダルグリップ」意匠採用の本革ビジネスシューズ発売
シューズメーカーのムーンスターから、足のストレスの軽減を目指した紳士靴「バランスワークス」シリーズ新機能「TOUGH SHOCK(タフショック)」を採用したモデル3つが登場する。アウトソールには自転車通勤や階段の昇降にも役立つデザインを施しているという。
本革仕様でビジネスシーンにも使える
ムーンスターが発売する「バランスワークス」シリーズは、インソールに施したドット形状により足裏を適度に刺激しバランス力を高めるほか、アウトソール中央部のくぼみが地面をとらえることで、安定性を高めるなどの独自構造が好評のビジネスシューズ。更に歩行時の足の動きにフィットするアウトソール設計としなやかに曲がる柔らかな本革を採用することで、歩行時のストレスの軽減を目指しているという。
今回新発売となる3種には、新機能「TOUGH SHOCK(タフショック)」が搭載されている。剛性と軽量性を併せ持つグラスファイバーシャンクの採用やボニス縫いにより軽量化を図り、アウトソールの擦り減りやすい部分に耐摩耗ラバーを配置するなどの工夫が施されているという。さらに、カップインソールに衝撃吸収材を使用。高発泡アウトソールとの相乗効果で衝撃吸収率を約30%(同社製品比)向上させた。
注目すべきは、アウトソールに自転車通勤や階段昇降などのシーンでグリップ力を発揮する「ペダルグリップ意匠」を採用したこと。通常のビジネスシューズのアウトソールは、軽量化や曲がりやすさ(歩行時に必要)を考慮し中央部には何もないことも多いが、自転車通勤時でペダルに体重をかけるとき、また階段昇降で前に進もうとするときは、ちょうどその部分に負荷がかかる。今回は前述の点で改良を施せたことで、この部分にグリップ力を高める工夫を実装することができたという。スーツで移動する際、スマートなルックスを保ったまま、快適に移動できるビジネスシューズと言えるだろう。「TOUGH SHOCK」シリーズは2019年12月下旬より、全国の直営店・靴専門店・量販店で順次発売予定だ。