日本有数のヒルクライムイベントのひとつ「Mt.富士ヒルクライム」の今年の開催が決定した。コロナ禍が収まらない中、感染対策を前提とし、状況によっては中止も想定しながらの発表となった。そのため今年はオンラインレース部門を新設し、さらにZwift上で関連のワークアウトイベントも行う。以下、大会運営事務局からのお知らせを掲載する。
第17回「Mt.富士ヒルクライム」6月6日(日)開催決定
新型コロナウイルス感染症による社会・経済的影響が大きい中ではございますが、 このような情勢下でも目標を持って走る全国のサイクリストに挑戦の機会を提供させていただくために、関係各所との協議を経て本日の発表に至りました。
前回大会からのおもな変更点
新たにオンラインレースを開催
- GW期間(4月29日~5月6日)にTATTAで富士山と同じ標高の「3,776m」の獲得標高を達成した選手に記念Tシャツの贈呈など、レース当日の特典を提供する「3,776チャレンジの部」を新設します。
- 同じく富士ヒルクライム当日までの1週間(5月31日~6月6日)に専用アプリTATTAで富士ヒルクライムと同じ獲得標高の「1,255m」を達成することを目的とする「オンラインレース」を新設します。
大会中止時は参加料を現金で返金致します
5月22日までに大会中止を決定した場合は参加料を現金で返金いたします(手数料は除きます)。
※5月22日以降に中止した場合の返金額は中止決定日によって異なります。
手荷物預かりを希望しない方の参加料を割り引きいたします
「五合目行き手荷物」を希望しない選手の参加料を500円割引いたします(定員3,000名予定)
感染防止対策をしたサイクルEXPOの実施
一度に会場に入ることのできる人数を制限した上で、前日のサイクルEXPOを実施いたします。
Zwift上で3月よりワークアウトイベント開催
オンライントレーニングプラットフォーム「Zwift」上で、ワークアウトシリーズ「Mt.富士ヒルクライム道場」「バーチャルMt.富士ヒルクライム」を2021年3月より実施いたします。
主催者選抜クラスの選考基準について
2021年大会申込者のうち、Mt.富士ヒルクライムにおける過去の成績、2019年クライムジャパンシリーズ加盟大会、2019年、2020年の国内主要市民レースの成績を総合的に考慮し、男女各約50~80名を選抜いたします。
富士の国やまなし 第17回「Mt.富士ヒルクライム」大会要項
開催日 | 6月6日(日) ※受付は6月5日(土) |
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会 場 | 富士北麓公園(山梨県富士吉田市) |
コース | 富士北麓公園(山梨県富士吉田市)~ 富士スバルライン ~ 富士山五合目(山梨県側:富士吉田市・富士河口湖町・鳴沢村) |
距 離 | 25km(計測開始地点から) |
標高差 | 1,255m |
参加資格 | 12歳以上の健康な男女 |
参加料 | 一般11,000円(手荷物預けなしの場合は10,500円) |
エントリー期間 | 2月12日(金)~ 3月31日(水) |
※今年度は前年度参加者などを対象とした優先エントリーは実施いたしません。
詳細:大会ホームページ