福岡県が整備する県道「直方北九州自転車道線」が11月17日に全面開通し、記念イベント「リバーサイドポタリング遠賀川 in 直方」が開催された。元プロライダーの三船雅彦さんも含む、ゲ275人の参加者がサイクリングを楽しんだ。
全長34.6km、川沿いを含む景色を臨むサイクリングロード
「直方北九州自転車道線」は直方市溝掘を起点とし、北九州市若松区安屋を終点とする延長34.6kmの自転車歩行者専用道。このほど最後の工事区間だった犬鳴川渡河橋を含む約0.9kmの区間がこのほど完成、全線開通となった。
これを記念し、2019年11月17日に直方市役所前を起点とするイベント「リバーサイドポタリング遠賀川 in 直方」が開催された。直方市役所前から鞍手町中島を往復する「親子コース(往復約16.4km)」と、そこから芦屋町の遠賀川公園までを結ぶ「海までコース(往復約35.0km)」の2種類のコースが用意され、275人のサイクリストが真新しい区間を含む風光明媚なコースを楽しんだ。
この日は直方市のサイクリングアドバイザーで元プロライダーの三船雅彦さん、地元福岡を拠点とするジャパンプロツアー(JPT)チームの「VC福岡」の選手もコースを走行した。VC福岡は、今回の全面開通で「福岡空港周辺~八木山峠~飯塚~直方~芦屋~宗像~福津~福岡空港周辺をラインで結んだ120㎞程度のコース」を作ることができるようになったし、意義を強調している。