自転車専用ナビゲーションアプリ『自転車NAVITIME』の検索対象に、ナショナルサイクルルート全6ルートが加わったことが発表された。サイクリングロード優先での検索にも対応しており、事前に把握せずともナビゲーションしてくれる。以下、プレスリリースより紹介。
日本を代表する全6ルートを地図上で確認でき
「サイクリングロード優先」ルートで検索可能に
今回の対応により、ナショナルサイクルルート全6ルート※1を、『自転車NAVITIME』の地図上に表示し、距離や獲得標高などのルート形状を確認できるようになります。既存機能である「サイクリングロード優先」機能の検索対象にもナショナルサイクルルートを対応させ、ルート検索時に近くにナショナルサイクルルートがある場合に、優先的に通るルートとして検索できるようになります。
今後、ナショナルサイクルルートの推奨モデルルートをサイクリングロードとして新たに追加することや、Web版で表示するなどの対応を検討しています。
また『自転車NAVITIME』では、ナショナルサイクルルートのほかにも、全国170本のサイクリングロードの情報を保持しています。今回の対応に合わせて170本の情報更新を行い、よりサイクリングルートを通りやすいルート検索・案内が可能となりました。サイクリングロードがある場所を確認したり、自転車で走りやすい道を通るサイクリング計画を立てることなどにご活用いただけます。
※ ナショナルサイクルルート
優れた観光資源を走行環境や休憩・宿泊機能、情報発信など様々な取組を連携させたサイクルツーリズムの推進により、日本における新たな観光価値を創造し、地域の創生を図るため、ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすルートを国が指定することで、日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルートとして国内外にPRを行い、サイクルツーリズムを強力に推進していくもの。現在までにびわ湖を一周する「ビワイチ」(滋賀県)、「つくば霞ケ浦りんりんロード」(茨城県)、「しまなみ海道サイクリングロード」(広島県・愛媛県)、「トカプチ400」(北海道)、「太平洋岸自転車道」(千葉・神奈川・静岡・愛知・三重・和歌山の各県)、「富山湾岸サイクリングコース」(富山県)の6ルートが指定されている(2022年12月13日時点)