スポーツ自転車向けサイクルガードサービス「AlterLock」を運営するネクストスケープは、ロードバイクなどのスポーツ自転車に乗るサイクリスト621名を対象に、スポーツ自転車の盗難に関する実態調査を行い、同社WEBサイトで公表した。
「施錠していても盗難」8割超
今回のアンケートは、盗難防止の日である10月7日に合わせ、SNS上で行われたもの(抽選でAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンの一環として実施)。621人から回答が集まった。アンケートによるとスポーツサイクルの盗難に対して「非常に不安」と答えた人が61%、「少し不安」が36%、合計で97%ものサイクリストが不安を抱えていることが分かった。
また盗難経験について聞いたところ、サイクリスト歴3年以上の人で約4人に1人、6年以上では約3人に1人が盗難された経験があることが明らかに。盗難に遭った場所についてさらに聞くと「自宅や集合住宅の敷地内」「駅の駐輪場」「職場や学校の駐輪場」など、自身の生活圏内が61%を占め、施錠していたにもかかわらず盗まれたケースが80%を超えていた。盗難後、半年以内に見つかったのは21%のみで、79%が発見に至っていないことも判明した。
オルターロックでは「今回の調査では、盗難に遭ってしまったサイクリストの割合や盗難時の状況、その後の行動について、実態を把握することができた。サイクリストのみなさまには、今後の盗難対策や盗難に遭ってしまった時の行動の参考にしていただければ」と話している。アンケートの全調査内容は同社のWebサイトで公開されている。