NIPPOがUCIワールドチーム「EF Procycling」の共同タイトルスポンサーに 名称も変更

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UCIワールドチーム「EF Procycling」の公式サイトで、NIPPOが2021年シーズンから共同のチームタイトルスポンサーとなることが発表された。これにともない2021年シーズンはチーム名が「EF Education-NIPPO(EFプロサイクリング・NIPPO)」へと変更される。同チームには来季より中根英登選手、別府史之選手の加入がすでに発表されていた。

初のワールドチームへの参画 NIPPO大門氏「興奮している」

NIPPOは2010年代に入り、2番目のカテゴリである、複数の欧州のUCIプロコンチネンタルチーム(現在のカテゴリ名はUCIプロチーム)を中心にスポンサードを継続していたが、2021年は初めてトップカテゴリのUCIワールドチームへの支援を開始する。発表にあたりNIPPOのスポーツディレクターである大門宏氏は「NIPPOがワールドツアーに参加するのは初めてで、我々はわくわくし、興奮している。我々にとっては新しい冒険だ。世界中でEFプロサイクリングチームの成功を拡大するために、可能な限り貢献できる事をとても楽しみにしている」とコメントしている。チームはすでにフランスで来季に向けたキャンプを行なっているという。

NIPPOは昨季はフランスのプロチームのタイトルスポンサーとなり「NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス」として参戦していたが、先日、スイス籍のUCIコンチネンタルチーム「チームNIPPOプロヴァンス・PTSコンチ」の立ち上げに参画したことも発表している。同チームはEFプロサイクリングの下部組織という位置付けで若手育成の役割を果たすとみられており、日本のU-23シクロクロスチャンピオン経験者、織田聖選手(今季は弱虫ペダルサイクリングチーム)が移籍することも発表されている。

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