ヒルクライムの聖地・乗鞍にサイクリスト憩いの小屋を! 「冷泉小屋」再生のクラウドファンディング
ヒルクライムの聖地の一つ、乗鞍エコーライン中腹にある「冷泉小屋」。毎年多くのサイクリストや観光客が訪れるこの地にありながら、長年閉じられたままになっているこの山小屋をリノベーションし、サイクリストの新たな交流の場を作ろうというプロジェクトが始動。クラウドファンディングで資金を募っている。
老朽化した「冷泉小屋」を現代的な集まりの場へリニューアル
「冷泉小屋」と聞いてピンと来る方は多いだろう。日本有数のヒルクライムコース「乗鞍エコーライン」の中腹にある山小屋の名前だ。ここ15年ほど山小屋としての運営は行われず閉じられているが、コースにチャレンジしたサイクリストなら、付近の冷泉を「力水」にしその後の難関へ臨んだことも多いだろう。
長年閉じられていたことで老朽化が進んでいるが建物としての機能はまだ維持されており、リノベーションすればまだまだ十分に活用できるという。毎年夏に開催されるヒルクライム大会には例年4000人近くが参加、大会日以外でも夏山シーズンには多い時で1日500〜700人近いサイクリストが訪れるこの地の山小屋を、クラウドファンディングで得た資金も活用して今の時代にマッチするスタイルで再建、サイクリストたちの新たな交流の場として復活させたいというのがプロジェクトの趣旨だ。
このプロジェクトには、自転車関連のWebサイトなどで活躍するジャーナリスト、東京五輪代表選手などが趣旨に賛同し様々なかたちで協力。目標額は300万円で、締め切り後の8月末にはオープンさせたいという。
プロジェクト応募へのリターンには、五輪代表選手のプライベートレッスンや「SUNVOLT」とコラボしたオリジナルデザインジャージなどが用意されている。今年は2年ぶりにヒルクライム大会が開催される予定の乗鞍エコーライン。出かける予定のある人や興味のある人は、このサイクリストに特化した取り組みへの協力をぜひ検討してほしい。
(画像はすべてクラウドファンディングのページより)
外部リンク:
冷泉小屋再生プロジェクト公式ページ
冷泉小屋広報部によるnoteレポート
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