東京サンエスのオリジナルブランド「OnebyESU」から、高速化の流れに対応したアルミCXフレーム「JFF #807」のデリバリーが開始された。CX日本選手権9連覇のレジェンド辻浦圭一氏らのフィードバックで開発した、レース志向のフレームだ。以下、プレスリリースより紹介。
トップライダーからのフィードバックを得て誕生した高速化対応フレーム
クロモリのJFF#801を基軸に#803からスタートしたワンバイエスのアルミCXレースモデル。前作の#805 シリーズは、U23チャンプの鈴木来人選手、マスターズの筧五郎選手や日本CX界ベテランの池本真也選手、また2022年からNIPPOのUCIコンチネンタルチームで走る門田祐輔選手などが使用し、トップレーサーからホビーライダーまで幅広く多くのCXフリークを支え実績を残しました。
そして更に時代の要請に応じ細部を更新したニューモデル#807をリリース。更新にあたっては、#801からワンバイエスCXフレーム開発に深くかかわる全日本9連覇のレジェンド「辻浦圭一」氏や、今シーズンからフランスのUCIシクロクロスチームで走る日本のホープ「鈴木来人」選手によるテストを重ね、作り変えながら完成に至りました。
既にレースフレームとしてのバランスは完成の域に達していた#805シリーズからの更新の背景には、レースのハイスピード化という現代のシクロクロスシーンの変化がありました。“かかり”と“進み”が感じられ、究極の場面でのコントロール性が高いこと。安定性を重視しながら、踏み出しがよく、後ろ荷重でタイヤをグリップさせて、総合的にバランス良く操れるバイクであること。アルミ素材に拘るのは、レースシーンを存分に戦えること、心置きなく楽しめること。加えて、可能であれば本格レースで必須となる2台体制を実現する価格にあります。現在のレースシーンに対応するスペックをアルミ素材で追求したのがJFF #807です。
ブラッシュシルバーモデルも設定!
当初、カラーオーダーのみとしていましたが、新たにブラッシュシルバーモデル(アルミ地にクリアー塗装を施したもの)が設定されます。ブラッシュシルバーモデルは、アルミティグ溶接のビートが特に美しく輝くフレーム。ハイスピード化するレースシーンでも安定性と踏み出し反応の良さを追求、フォークとのトレイル値も変更しハンドリング性能を更に高めています。またフロントセンター値を若干伸ばし、写真のSサイズではスタンドオーバーハイト値を前モデルから約13mm下げました。