「CERAMICSPEED(セラミックスピード)」が、『世界最速が証明された』ビッグプーリー「OSPW AERO」を発表した。エアロダイナミクスの専門家と3年にわたり共同開発した成果だとしている。以下、プレスリリースより紹介。
エアロダイナミクスのエキスパートと共同開発した『最速のOSPW』
そんな世界最速のOSPWシステムにENVE社のSES(SMART ENVE SYSTEM)の名前の由来にもなった、エアロダイナミクスのエキスパート、Drag2Zeroのサイモン・スマート氏と3年におよぶ共同開発を行い、真の世界最速プーリーシステムを開発しました。
真の最速プーリーシステムの開発
OSPW Aeroの開発プロセスは徹底した風洞実験のもと、サイモン・スマート氏と2年間にわたり継続的に対話を行いながら、何度もデザインを見直しました。最終的には、変速に最適化された既存の設計に、まったく新しいケージ構造が組み合わされました。
エアロ効果 ー
ノーマルプーリーと比較してキロ0.18秒短縮(40km/h)40km走行で、マイナス7.2秒
純正ディレイラーと比較 1kmあたりのタイム短縮時間
純正ディレイラーと比較 1時間あたりのタイム短縮時間
ワールドクラスでの結果
今年のジロ・デ・イタリアではセラミックスピードがサポートするチーム「アンテルマルシェ・ワンティゴベール・マテリオ」の一部の選手が使用し、第1ステージのスプリントではステージ2位、第10ステージではステージ優勝に貢献しました。また2年ぶりにアメリカのセント・ジョージで開催されたアイアンマン世界選手権でも使用されたOSPW Aeroは、最高レベルのレースで早速その実力を発揮しています。