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パイオニアがシマノへ事業譲渡 同社ブランドの製品は販売終了へ

パイオニアは2020年2月4日、同社のサイクルスポーツ事業資産の一部をシマノへ譲渡し、製品販売を終了すると発表した。現在販売中のペダリングモニター、サイクルコンピュータなどの製品は順次販売終了となる。

2020年3月末で製品販売終了

パイオニアは主にプロ志向のサイクリストやハイアマチュア向けに、クランクに取り付けてケイデンスやパワーを計測できるデバイス、高機能のサイクルコンピュータ、またそのデータを閲覧できるWebサービスなどを展開してきた。今後、そのすべてをシマノへ譲渡し、同社は自転車関連ビジネスから撤退する。

プレスリリースでは「当社製品やサービスを利用されている多くのお客様が、シマノ製自転車コンポーネンツを使われていること、シマノ サイクルスポーツ用コンポーネンツはアスリートから高い評価、支持を得ていることなどから、同社へ本事業を譲渡することが、当社の思いである、より多くのサイクルアスリートへの貢献を実現できるものと考えています」とし、今後はシマノが同社の電子技術やIT技術を取り込み、製品、サービスの機能拡充を図っていく予定だとしている。

なお今後も補修部品については一定期間在庫を保持し、販売も行う。修理については有償修理としている。

サイクルジャパン:

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