サイクルロードレース名実共に最高峰のステージレース「第111回ツール・ド・フランス」がいよいよ本日開幕する。今年は開催地でパリ五輪があるため、例年より少し早めのスタートだ。今年も国内外のサイクルロードレースを積極的に放送するJ SPORTSが全ステージ独占生中継するほか、関連のYoutubeイベントなども開催して盛り上げる。
史上初のイタリア開幕！
J SPORTSでは、6月29日(土)に開幕する第111回ツール・ド・フランスの全21ステージを今年も独占生中継するほか、PC、スマホ、タブレットで見られる「J SPORTSオンデマンド」でも全21ステージをLIVE配信する。また会員限定サービスとして、複数の映像を自由に選択して視聴可能なマルチカメラ配信と、スタートからフィニッシュまでの全行程を現地実況・解説(英語)で届ける。さらにレース翌日に15分間の「デイリーハイライト」、休息日には前週のレースを60分で振り返る「休息日TV」も放送＆配信する。
一部無料LIVEも実施
J SPORTSではツール・ド・フランスの開幕を記念し、より多くの方に世界最大の自転車ロードレースの興奮をお届けするために無料放送も充実させる。具体的には、7月2日(火)第4ステージをJ:COM及びスカパー!で無料放送、「J SPORTSオンデマンド」で会員無料LIVE配信、7月7日(日)第9ステージをJ:COM及び一部のケーブルテレビ局ならびにスカパー!で無料放送、J SPORTSオンデマンドでの会員無料LIVE配信するそれに加え、「J SPORTSサイクルロードレースYouTube公式チャンネル」でも無料LIVE配信する。
レースの見どころ‥史上初のイタリア開幕、
最終ステージまで見逃せない35年ぶりのステージ設定
第111回ツール・ド・フランスは史上初となる、イタリアのフィレンツェでグラン・デパール（開幕）を迎え、第4ステージにアルプス越えでフランス国内へと移り、7月21日(日)にこちらも史上初のニースでフィニッシュを迎える総走行距離3492kmで争われる 。例年、最終日の第21ステージはパリ・シャンゼリゼへ向かってのパレード走行で総合優勝争いは行われないステージだが、35年ぶりに個人タイムトライアルが設定されたことでパレードはなくなった。つまり、最後までレース展開が見逃せないということだ。
今大会の出場チームは18のワールドチームに4つのプロチームを加えた22チーム。注目選手は大会3連覇を狙うヨナス・ヴィンゲゴー（デンマーク／ユンボ・リースアバイク）、タイトル奪還を狙う2度の優勝者タデイ・ポガチャル（スロベニア／チームUAEエミレーツ）、ツール優勝のためにチームを移籍して臨むプリモシュ・ログリッチ（スロベニア／ボーラハンスグローエ）、2022年世界選手権王者レムコ・エヴェネプール（ベルギー／スーダル・クイックステップ）選手の4強を軸とした混戦が期待される。また平坦ステージでは、ツールでのステージ優勝歴代最多35回の記録達成のため、引退を撤回したレジェンドスプリンター、マーク・カヴェンディッシュ（英国／アスタナ・カザクスタン）の悲願達成の瞬間が訪れるかも注目だ。