ラファがZwiftとチャリティでコラボ 「国境なき医師団」支援でチャリティライドと特別商品
新型コロナウイルスの治療に取り組む国際NGO「国境なき医師団」への援助を目的に、サイクリングコミュニティを支える2つのブランドが協働した。Zwiftが5月いっぱい、完走すれば寄付金が2倍になるバーチャルツアーを実施するのに合わせ、Raphaは、販売に応じ寄付金を追加する特別コレクションの予約受付を開始。途上国を中心に非営利で医療活動を続ける同団体へ、ユーザーとともに手厚い援助の実現を目指す。
Zwiftが「TOUR FOR ALL」実施 完走すれば寄付金が2倍に
新型コロナウイルスの感染拡大で屋外活動が制限され、これまで以上に注目されているバーチャルトレーニングコミュニティ「Zwift(ズウィフト)」。自転車界でもレースが中止となり活動の場がなくなったプロ選手が、ファンとの親睦のためライドプログラムを数多く実施するなど利用が広まっている。今回、現下の状況下で治療に取り組む国際NGO「国境なき医師団」を援助するため、チャリティのための特別プログラム「TOUR FOR ALL」を5月いっぱい実施する。
同ツアーは5月4日から23日まで断続的に4ステージを開催。会員すべてが参加でき、1ステージでも完走すれば、自身の寄付金と同額をZwiftが追加し基金へ寄付を行う。12万5000ドルの寄付を目標にするという。
またこのバーチャルツアーには、Raphaがスポンサーとなっている国内プロチーム「弱虫ペダルサイクリングチーム」の所属選手が、ツアーのライド・リーダーとしてすべてのステージに参加する。誰がどのステージに参加するかは、チームのFacebookページで告知される。
Raphaは特別コレクションを販売 1着につき10ポンドを追加寄付
UCIワールドチームもサポートするサイクリングウエアブランド「Rapha(ラファ)」もこの活動に賛同し、チャリティのための特別コレクションの予約を開始した。販売収益を医師団に寄付するほか、さらに1着販売ごとに10ポンドを寄付に追加する。
外部リンク:Zwift 「TOUR FOR ALL」
外部リンク:Rapha「Rapha + Zift」
外部リンク:弱虫ペダルサイクリングチーム Facebookページ