乗鞍の名所「冷泉小屋」がリノベーションを終え7月1日正式オープン!宿泊予約受付中

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乗鞍エコーラインの中腹にあり、長らく閉鎖されていた冷泉小屋が大規模なリノベーションを終え、いよいよ来月1日にグランドオープンを迎える。登山客やサイクリストを主な対象に生まれ変わった憩いの場は宿泊も可能になり、かつての賑わいをすぐに取り戻すことだろう。

クラウドファンディングなどで運営参画者、協力者を多く募集

かつて登山客やスキー客で賑わっていた冷泉小屋は、環境破壊防止のためマイカー禁止が実施されて以降運営が厳しくなり閉鎖。すぐ裏の真夏でも冷たい沢の水が楽しめることから名付けられたこの場所は、同名のバス停が設置されるほど有名だが、誰も立ち止まることができない状態が続いていた。乗鞍の他の山小屋も運営している前オーナーから意思を受け継いだ東京からの移住者・村田氏を中心に再生プロジェクトが始まり、様々な分野のプロたちが協力者として参画、クラウドファンディングも含めた資金調達も行いリノベーションを進めてきた。

乗鞍エコーラインは日本でもっとも有名、かつコンペティティブなアマチュアのヒルクライムレースが毎年開催される場所であり、レース開催期間だけでなく、夏を中心に多くのサイクリストが訪れる日本屈指の「聖地」だ。訪れるサイクリストが快適に過ごせる小屋となるよう、自転車ジャーナリストのハシケン氏が自ら運営に参加し、クラウドファンディングや施設設計にもかかわっている。小屋にはサイクルラック、フロアポンプ、工具が常備され立ち寄った際に利用できる。2階はカフェができるオープンスペースになり、サイクリングの途中に気軽に立ち寄れる。軽食のほかドリンク、補給食なども販売。サイクリスト向けのクラフトコーラのほか、エコを意識したマイサイクルボトルへの給水サービスも予定している。

そしてリノベーションの大きな目玉として、宿泊スペースが1階に完成。1人部屋から6人まで泊まれるドミトリーまで4種類のスペースが用意された。サイクルラックが設置され愛車を持ち込めるほか、すぐ脇から湧出する地名の由来ともなった、真夏でも水温5℃の冷泉を沸かしたお湯が楽しめ、Wi-Fi環境も整えた。

正式オープンは7月1日だが、宿泊スペースの予約はすでに開始している。7月22日〜10月23日までの毎週、金曜・土曜・日曜が宿泊可能日で、ホームページを見るとすでに予約が複数入っており、満室御礼もまもなくだろう。宿泊料金は最安でドミトリー1人13,200円(税込・朝食付き)からとなっている。最新情報はぜひホームページで確認してほしい。なお予約は現在のところ専用のメールアドレスで受付のようだ。

予約可能日・料金など詳細:冷泉小屋(REISEN Hutte)公式ホームページ

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