ロード東京五輪代表候補を発表 男子は新城幸也、増田成幸 女子は與那嶺恵理、金子広美

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JCF提供

日本自転車競技連盟(JCF)が2020年11月4日、第32回オリンピック競技大会の自転車競技(ロード)日本代表候補選手を発表した。この後日本オリンピック委員会(JOC)の承認を経て正式に代表となる。

男子:新城幸也と増田成幸

男子の代表候補選手は、新城幸也選手(36)、増田成幸選手(37)。補欠が中根英登(30)選手となった。代表選考は既報のとおり、選考対象となる大会の獲得UCIポイントにJCFが設定した独自の係数を掛けた数の合計順で行うとしており、新城選手は533ポイント、増田選手は283ポイントを獲得していた。補欠となった中根選手はは282ポイントとわずか1ポイント差。

男子候補選手プロフィールとコメント、主な戦績

新城 幸也(あらしろ ゆきや)
生年月日:1984年9月22日
所属:Team Bahrain McLaren
出生地:沖縄県
出身校:沖縄県立八重山高校

【選手コメント】
自国開催のオリンピックを自分が現役選手の時に迎えられることは運命だと思っていました。世界中が大変な状況下で競技を続けられる自分の環境に感謝し、しっかり準備をして自分の最高のパフォーマンスを発揮するだけです。皆さんも楽しみにしていてください!

【主な戦績】

(2020年)ジロ・デ・イタリア 総合 89 位
(2019 年)ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合 110 位/全日本選手権ロードレース 2 位
(2018 年)ロードアジア選手権(ロードレース) 5 位
(2017 年)ツール・ド・フランス 総合 109 位/ロードアジア選手権(ロードレース) 7 位
(2016 年)リオデジャネイロオリンピック(ロードレース) 27 位/ロードアジア選手権(ロードレース) 2 位
(2015 年)ロード世界選手権(ロードレース)17 位
(2013 年) 全日本選手権ロードレース 優勝
(2011 年) ロードアジア選手権(ロードレース) 優勝

増田 成幸(ますだ なりゆき)
生年月日:1983年10月23日
所属:宇都宮ブリッツェン
出生地:青森県
出身校:日本大学

【選手コメント】
東京オリンピックロードレースの日本代表候補への選出、大変光栄です。一方で、身が引き締まる思いです。日本代表の名に恥じないような走りができるように精進いたします。

【主な戦績】

(2019 年)ロードアジア選手権(個人ロードレース) 7 位/全日本選手権ロードレース 8 位/全日本選手権個人タイムトライアル 優勝
(2016 年)ロードアジア選手権(個人タイムトライアル) 4 位/全日本選手権個人タイムトライアル 3 位
(2015 年)全日本選手権ロードレース 3 位/全日本選手権個人タイムトライアル 2 位

女子:與那嶺恵理、金子広美

女子は與那嶺恵理選手(29)、金子広美選手(40)となった。補欠は樫木祥子選手(27)。女子の選考は、選考対象とされた大会の順位に応じた優先順で行うとされていたが、海外レースで選考規定とした順位に達した選手はおらず、昨年(2019年)全日本選手権ロードレースでの順位が事実上の決め手となった。

女子候補選手プロフィールとコメント、主な戦績

與那嶺 恵理(よなみね えり)
生年月日:1991年4月25日
所属:OANDA JAPAN
出生地:大阪府
出身校:筑波大学

【選手コメント】
全てを力に変えて。

【主な戦績】

(2020 年)世界選手権ロードレース 21 位
(2019 年)ストラーデ・ビアンケ 13 位/全日本選手権ロードレース 優勝/全日本選手権個人タイムトライアル 優勝
(2018 年)アジア競技大会(ロードレース) 3 位/アジア競技大会(個人タイムトライアル) 2 位/全日本選手権ロードレース 優勝/全日本選手権個人タイムトライアル 優勝
(2017 年)全日本選手権ロードレース 優勝/全日本選手権個人タイムトライアル 優勝
(2016 年)リオデジャネイロオリンピック(ロードレース) 17 位/リオデジャネイロオリンピック(個人タイムトライアル) 15 位/アジア選手権(ロードレース) 4 位/全日本選手権ロードレース 優勝/全日本選手権個人タイムトライアル 優勝
(2015 年)全日本選手権ロードレース 2 位/全日本選手権個人タイムトライアル 優勝
(2013 年)全日本選手権ロードレース 優勝/全日本選手権個人タイムトライアル 優勝

金子 広美(かねこ ひろみ)
生年月日:1980年9月9日
所属:イナーメ信濃山形 出生地:宮城県
出身校:福島県立白河第二高等学校

【選手コメント】
私がここまで走れる環境を用意してくれた、すべての方々に感謝しています。今も世界は厳しい状況が続いていますが、与えられたチャンスに向けて、次につながるきっかけとなる走りが出来るように、しっかりとトレーニングを重ねていきます。

【主な戦績】
(2019 年)全日本選手権ロードレース 2 位/アジア選手権(ロードレース) 12 位
(2018 年)全日本選手権ロードレース 2 位
(2017 年)全日本選手権ロードレース 3 位
(2015 年)全日本選手権ロードレース 3 位
(2013 年)全日本選手権ロードレース 2 位

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