さいたまクリテリウム、今年の開催断念 主催者発表

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例年、シーズン終わりに開催される「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の主催者である一般社団法人さいたまスポーツコミッションは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年の大会開催を断念するとさきほど発表した。

「安心と安全を最優先に考慮」

同団体は自らのウェブサイトで以下のような発表を行った。

このたび、一般社団法人さいたまスポーツコミッションは、さいたま市民の皆さまの生活や安心・安全を最優先に考慮した結果、2020年における「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の開催を見送ることといたしました。

当法人におきましては、本年のさいたまクリテリウム開催に向け、かねてより準備を進めてまいりました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染が拡大し、緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受け、何を最優先とするべきかを考えながら、開催規模の見直しや開催見送りなど、あらゆる方向性の検討を行い、協議を重ねてまいりました。

その結果、さいたま市民の生活を第一に、また、さいたま市民をはじめ、出場選手、関係者、及び大会を楽しみにしてくださっている来場者の皆さまの安心と安全を最優先に考慮し、本年の開催見送りを決断いたしました。

2020年の大会が、このような状況に置かれたことは大変残念ではございますが、新型コロナウイルス感染症の、一日も早い終息を心から願うとともに、本年は、これまで7回を重ねてきた、「さいたまクリテリウム」の継続性を損なうことのないよう、次の大会に向けた取り組みを実施してまいりたいと考えております。そして、次回大会は、これまで以上に皆様にお楽しみいただき、心に残る大会となるよう尽力してまいりますので、引き続き、「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」をよろしくお願いいたします。

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