フレーム重量640g！「ADDICT RC」がフルモデルチェンジ｜SCOTT

2024年12月6日製品情報,ニュース

「SCOTT（スコット）」のフラッグシップロード「ADDICT RC」が、2025年モデルとしてフルモデルチェンジした。フレーム重量640gと、全モデルより大幅な軽量化に成功している。以下、リリースより紹介。

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ALL NEW ADDICT RC

LIGHT WEIGHT EXPERIENCE

SCOTTの軽量バイク作りへのこだわりは、カーボン・テクノロジーの専門知識と切っても切れない関係にあります。新型アディクトRCでは、カーボンロードバイク製造のアプローチに対する概念を覆しました。マウンテンバイクへのアプローチからヒントを得て成形技術を入念に見直し、300gもの軽量化（フレームキットの重量）に成功しました。

*フレームキットには、フレーム＋フォーク＋ハードウェアが含まれます。

非常にユニークなカーボン成形の新しい方法によって、完全な中空フレームを作ることができました。インフレータブル・プリフォーム・コアの滑らかな表面のおかげでフレーム内部は非常に綺麗で、ボイドやシワは全く見受けられません。正確な内部形状により余分な樹脂は成形工程でフレームから取り除かれ、剛性と強度に対して必要なものだけが残ります。またフレーム全面に一貫した成形圧力をかけることで最適な成形を保証し、追加補強を回避することが可能となり、補強材を追加することなく、厚さを約0.6mmまで薄くすることができています。

PRECISION ENGNEERING

当社の革新的な製造プロセス（PPマンドレル）により、内面およびトランジション・ゾーンの高精度成形が可能になります。強度を最適化したチューブ形状により、追加の補強材や不要な充填材を排除しした結果、クラス最高のチューブ・プロファイルと表面を実現し、フレーム総重量を大幅に削減することに成功しました。

カーボンのレイアップを改善することでカーボン・ピースの数を減らし、シートステーやシートクランプなどを細部にまでこだわり、剛性を犠牲にすることなく軽量化を実現しました。

OPTIMIZED GEOMETRY

新型アディクトRCのジオメトリーは、包括的に設計されました。ワイドタイヤ（タイヤクリアランス34mm）に対応すると同時に、全サイズでハンドリングの一貫性を高め、タイトなコーナリングとクイックな反応を実現しました。同時に、突然の突風にも耐えられる安定性を確保し、高速域でのダウンヒル時に神経質になることがないよう設計しています。

あなたがプロライダーであろうと、週末に地元のKOM/QOMを追いかけるライダーであろうと、新型アディクトRCは、高い敏捷性と反応性で、比類なきライディング体験を約束します。

NEW COCKPIT

新型アディクトRCの登場は、シンクロスの新機軸コックピットIC-R100-SLの開発のきっかけとなりました。
私たちの目標はエアロダイナミックなハンドルバーを作ることでした。
まず、ブレーキレバーとシームレスに調和するよう、ドロップに微妙なフレアを入れ、ワット数の節約だけでなくハンドリングも向上。新しいステムクランプ設計と、FEA（有限要素法）により最適化されたカーボンレイアップにより、同じ強度と剛性で約40g軽量化を実現しています。