大手私鉄で初、西武鉄道が「西武多摩川線 サイクルトレイン」の実証実験を開始

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西武鉄道は11日、2021年7月1日から9月30日までの予定で、西武多摩川線(武蔵境〜是政)の先頭車両を活用したサイクルトレインの実証実験を行うと発表した。大手私鉄が定期運行列車でのサイクルトレインを行うのは初めて。期間中にWebアンケートも実施し、今後の検討課題とする予定だ。

スタンドのない自転車は対象外

今回西武鉄道が実施するサイクルトレインは、武蔵境駅から多摩川に近い終点の是政駅までの多摩川線全線(8.0km)の定期運行列車が対象。利用可能時間は平日、土日祝日ともに昼間の時間帯となる(平日と土日祝日で時間帯が異なる)。運賃以外の持ち込み料はかからないが、利用したい場合は1人1台まで(基本的にhあ中学生以上が対象)で、必ず先頭車両(1号車)に乗り込み、固定ベルトを自転車に巻きつけ転倒しないように支えることが求められる。

西武鉄道では今回の取り組みについて、普段のお買い物やサイクリングなどにおける顧客の行動範囲を広げることで、地域交通の利便性を拡充すること、また、自動車に比べCO2の排出量が少ない電車と自転車を組み合わせて利用いただくことで、SDGs(Sustainable Development Goals)の取り組みとして自然環境・地球環境に配慮した移動手段の選択肢を提供するとしている。なお期間中はWebアンケートを実施、意見収集する。

詳細:西武多摩川線サイクルトレイン 実証実験のご案内(西武鉄道)アンケート

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