2021年に創業100周年を迎えるシマノが、記念する特設サイトを公開した。現在の基幹事業である自転車関連とフィッシング関連2つの歴史に関する動画と壁紙を毎月公開するほか、フォトコンテストも開催する。
2021年3月、創業100周年
シマノは、堺の刃付け職人であった創業者・島野庄三郎が、自転車部品を製造するため創業した「島野鐵工所」が由来だ。庄三郎は創業当初から自転車部品の中でもっとも技術が必要だとされるフリーホイールの生産を目標に定めた。当時、国産のフリーホイールは焼き入れ技術が劣り、ベアリングの品質が高くなかったとされており、この課題を、職人としての持ち前の技術と輸入ベアリングを用いて解決。「自転車のシマノ」の礎を築いただけでなく、20世紀初頭から形成されつつあった「自転車産業のまち」としての堺の発展を決定づけたといわれる。
特設サイトでは、シマノの現在の主幹事業である自転車関連とフィッシング関連の歴史をたどる動画を、月1回、それぞれ1本ずつ公開していく。同時に動画の内容にちなんだ壁紙もダウンロード可能になる予定だ。
フォトコンテストも開催 6つのテーマで作品を順次募集
コンテンツ公開と同時に、特設サイトではフォトコンテストの開催も発表された。シマノの事業である「自転車、釣り、ロウイング」に関するテーマに沿った写真を一般から募集。優勝者には記念の写真集が贈呈されるという。順次、以下のテーマで募集する予定だ。
テーマ | 応募期間 |
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出会い(自転車・釣り・ロウイング) | 2020年3月23日~6月30日 |
自然(大地・空・海) | 2020年7月1日~9月30日 |
絆 | 2020年10月1日~12月31日 |
躍動 | 2021年1月1日~3月31日 |
笑顔 | 2021年4月1日~6月30日 |
自由 | 2021年7月1日~9月30日 |