走行データを管理できる新Webサービス「SHIMANO CONNECT Lab」スタート
シマノが、新たなデータサービス「SHIMANO CONNECT Lab」を6月30日より開始した。ガーミン、ワフー、自転車関連プロダクトの事業を終了したパイオニアのデバイスに対応し、クラウド上で自身の走行データを管理できる。
グラフ、マップ表示で走行データを解析・管理
スタートした「SHIMANO CONNECT Lab」は、SHIMANO IDに紐ついているクラウドにアップロードすることで、さまざまなグラフ表示や地図表示を可能にするサービス。走行データを解析・管理して、ライダーの能力やスキル向上をサポートしてくれる。
例えば、ダッシュボードで走行ごとのログを簡単にチェックできたり、統計やパワーカーブを表示する画面では、走行履歴や日々の達成度、ペダリングフォースベクトル、パワーデータなども確認可能で、ライディングパフォーマンスが一目で把握できる。PCだけでなくタブレットでも表示可能なので、練習直後に確認することも可能だ。
なお、同様のデータ解析サービスを提供していたパイオニアの「Cyclo-Sphere」のデータも読み込み可能(2021年12月末までに完了必須)だが、現在サービス開始直後でアクセスが殺到しているため、データのアップロードや解析表示に失敗するなどの不具合が出ているという。シマノでは、データが失われることはないので時間をおいて再度試みるなどしてほしいとしている。