「SIDI(シディ)」から、アップサイクルやカーボンオフセットのトレンドにあわせた新作シューズ「DZero」が発表された。リサイクル素材を採用することで環境負荷を低減する思いを込めている。以下、プレスリリースより紹介。
リサイクル素材「BioVegマイクロファイバー」採用
サイクリングシューズのSIDIから、新モデル「DZero」をリリースします。
DZeroは、フラグシップモデルの SHOT 2 をベースに、アッパーにリサイクル素材のBioVegマイクロファイバーを使用するなど、環境への負荷を最小限に抑えることを目標に作られました。そしてデザインは、ブランドの創設者ディーノ・シゴノーリ氏にインスパイアされており、これまでのSIDIの伝統を重んじながら、サスティナブルな社会の実現へと取り組む特別なモデルが誕生しました。
ブランドの創設者であるディーノ・シゴノーリ氏が立ち上げたSIDIは、60年にわたりサイクリング界の発展に尽力してきました。ディーノ氏はシューズの開発に熱心に取り組み、今でも研究、開発をおこっています。そして常に品質の向上を目指し、創業からの Made in Italy であることに誇りを持っています。そんなディーノ氏の精神を反映したのが DZero のデザインです。
特別なBioVegマイクロファイバー
今回、アッパーに用いられるのは「BioVegマイクロファイバー」と言われる特別な素材です。リサイクル原料から作られた素材を使用することで、環境への負荷を最小限に抑えました。またアッパー以外にも、自然由来の生分解性コーティング。インソールには原料の95%がリサイクル素材でできているPU(合成皮革)や、化学的な素材の使用を抑えるために綿を採用しました。加工には産業廃棄物を処理する際に用いられていた機械を利用し、パッケージにもFSC認証紙や植物由来のベジタブルインクを使用することで可能な限り環境への負荷を考慮しています。
DZeroは、人間・社会・地球環境の持続可能な発展を目指す100%リサイクル可能なシューズです。
SIDIの哲学や環境への負荷を考慮した新しいシューズですが、サイクリングシューズとしての性能は確かなものです。DZeroは、現在開催中のツール・ド・フランスにおいて、クリス・フルーム選手(イスラエル・プレミアテック)やアルベルト・ベッティオル選手(EFエデュケーション・イージーポスト)らが着用しており、基本設計はフラグシップモデル「SHOT 2」と同じもので、世界で活躍するトッププロ選手にも選ばれています。
SPEC
発売日:2023年2月予定
価格:未定
サイズ:38~48
カラー:1色