新機構のクロージャーを採用したスペシャライズドのロードシューズ「S-WORKS ARES」登場

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「SPECIALIZED(スペシャライズド)」から、同ブランド史上、もっとも効率性とパワー伝達に優れたとするロード用ビンディングシューズ「S-WORKS ARES ROAD SHOES(Sワークス アーレス ロードシューズ)」が登場した。特許出願中の新機構のクロージャーや、従来より接触面積を広げる内部構造を採用し、他のライダーより1コンマでも速くゴールしたいサイクリストを力強くサポートする。

特徴1:圧力を分散させる新機構のクロージャー

「S-Works Ares」には特許出願中の新クロージャー技術が投入された。中足部の固定を三方向に分割し、より広範囲に圧力を分散させることで、シューズ内での足のねじれを防ぐという。つまり足をがっちりホールドすることで、より正確にペダルへ入力できるようになるということだ。

特徴2:BODY GEOMETRY

股関節、膝、足のアライメントを整えることでより多くのパワーを引き出し、怪我のリスクを減らしつつ快適な履き心地を実現する「Body Geometry」設計を採用している。具体的にはまず、内反ウェッジ。足をシューズ外側へ1.5mm傾かせて前足部を安定させ、足首、膝、股関節のアライメントを整えている。もうひとつは、アーチのつぶれを防ぐシステム。アウトソールに組み込まれた特許取得のアーチサポートに加え、個々のアーチの高さに合わせたインソールを3種類から選択し組み合わせることで、ひとりひとりに合わせたマッチングを実現する。さらなるパーソナライズには、カスタムフットベッドで対応するという。さらに、中足骨ボタン。前足部の骨を広げて足の敏感な神経や動脈を守り、熱感や痺れの発生を抑える作用がある。これらの新たな技術を投入した結果、距離10km走行時にパワーが7ワット増加、時間にして14秒の短縮になるという。

特徴3:履き口のソックス構造

ペダリングに大きく影響を与えるホールド力を無理なく高めるため、履き口にはDyneema® で強化したタンなしのソックス構造を採用し、腱にかかる圧迫を軽減。新機構のクロージャーとあわせ「至高の快適さ」を実現したという。

特徴4:剛性指数15.0のカーボンアウトソール

「S-Works Ares」には剛性指数が15.0のFACT Powerline ™ カーボンアウトソールが採用されている。世界最軽量、最高剛性のアウトソールをS-Works Aresの特許取得中のクロージャーと組み合わせることで、ペダルへの入力がそのまま加速につながるとする。

科学が実証する、決定的な「1%」の速さ

スペシャライズドでは「S-Works Ares」の性能を検証するため足底の圧力を計測した。その結果、接触面積が従来のクロージャーより20%多いことが立証されたという。つまり力が伝わる「面」がそれだけ広がっているということであり、それはすなわちより精確な入力へと繋がっているとみられる。スペシャライズドでは同社がこれまでに開発したどのシューズよりも「1%速い」シューズになったとしており、これを距離に換算すると、300mスプリントするとした場合、写真判定に持ち込まれるほどの僅差が「バイク1台分の差」になるとしている。

※上記の画像は、従来のデュアルクロージャーを搭載したシューズと特許出願中のクロージャーを搭載したS-Works Aresを履き、同一のライダーが同じパワーを出した際のもの。S-Works Aresは足との接触面積が20%広いことがわかる

サム・ベネット「僕より先に他のスプリンターがS-Works Aresを履くのではと気を揉んでいた」

サム・ベネット(アイルランド/ドゥクーニング・クイックステップ)

2020年のツール・ド・フランスでマイヨ・ヴェールを獲得したサム・ベネットは、このシューズ開発に関わったトップレーサーの一人だ。彼はS-Works Aresに「昨年のツール・ド・フランスでは、僕より先に他のスプリンターがS-Works Aresを履くのではないかと気を揉んでいた。開発に携わり、その差を知っていたからね」とその性能に全幅の信頼を置いている。

トラック日本代表 梶原悠未選手「引き足にもズレやしなりを感じない」

スペシャライズドのロードレースアンバサダーである梶原悠未選手もS-Works Aresを実走に使用しており、以下のコメントを残している。

「履いてみてまず初めに感じたのは、従来のシューズとは大きく違うシューズ履き口のソックス構造でした。メッシュ生地で通気性の良いタンは、足関節の可動域を妨げずに足の甲にフィットしてくれる感覚がありました。また、ダイアルを締めても、シューホールが自然と足の甲の高さや形に合わせて包み込むように締まるため、シューレスが足の甲にあたるような締め付け感がありませんでした。
スプリントのように強く踏み込むと、アウトソールが力をダイレクトにペダルに伝えてくれるような感覚があるのに加え、ヒール外側が硬く形作られつつも内側のクッションにより踵に優しくフィットし、引き足の際もズレやしなりを感じることなく、力強く引くことが可能になりました。アウトソールのアーチサポートは土踏まず部分が硬く設計されており、ペダリングの外反を防いでくれるように感じました。」

S-WORKS ARES ROAD SHOES/Sワークス アーレス ロードシューズ

価格:46,000円(税抜)
カラー:ブラック、ホワイト、レッド、チームホワイト
サイズ:39~44
(40sizeから43sizeまでは0.5刻み。ブラックとホワイトのみ36、37、38、44.5、45sizeを展開)
※ホワイトとチームホワイトは今後の入荷となります。

特徴

  • 快適さをさらに高め、怪我のリスクを減らし、力をより効率的に発揮するための秘訣は、人間工学に基づきデザインされ、科学で実証したBody Geometryの特徴にあります。つまり、縦足弓のアーチサポート、内反ウェッジ、中足骨ボタン付きのパーソナライズされたインソールです。これら3つの特徴が調和して、股関節、足、膝のアライメントを整えると同時に 、膝のブレを抑え、つま先までの血流を妨げません。
  • 特許出願中のクロージャーデザインは、最大パワーでダンシングしても足がズレず、横方向へのねじれを防ぎます。
  •  Dyneema® は合成繊維とTPUを重ねた素材で、伸縮性を持たない部位を作ることが可能。結果、究極の一体感と快適性を生み出します。
  •  スペシャライズドの中でもっとも高剛性で軽量のFACT Powerline™カーボンソールが、パワー伝達を最大限に高めます:剛性指数 15。
  •  独立した2個のBOA® Li2フィットシステムで、すばやい微調整が可能。Boa®の製品寿命内保証付き。
  •  PadLock™ ヒールはかかとを包み込み、加速性能を高めることが実証済み。
  •  内部にスクリューを組み込み、安全性を高めた、滑らない交換式ヒールラグ。
  •  Form Fitのラストはつま先に余裕を持たせ、究極の一体感と快適さを実現。
  •  チタン合金製クリートナットは、クリートを後方へ5mm動かすことができ、一般的な3穴のロードクリートに適合します。

詳細:スペシャライズド Webサイト STORY PAGE INNOVATION PAGE

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