コストパフォーマンスを追求したアルミのe-MTB「Levo SL Alloy」登場｜SPECIALIZED

2024年3月17日ニュース,製品情報

「SPECIALIZED（スペシャライズド）」が新型Turbo Levo SL Comp Alloy（ターボ・リーヴォ・エスエル・コンプ・アロイ）を発表した。同社のカーボンe-MTBと同様のスペシャライズドSL 1.2モーターを搭載し、モーターアシストとハンドリングの調和をアルミフレームでも実現しているという。以下、プレスリリースより紹介。

「究極のトレイルバイク」を、より多くのライダーへ

究極のトレイルバイクTurbo Levo SLに、アルミ合金版のTurbo Levo SL Comp Alloy（以下Levo SL Alloy）が新登場。カーボンモデルが持つ比類なきライドクオリティーはそのままに、優れたハンドリング性能と並外れた走破性を実現します。クラス最高性能を誇る最新のSpecialized SL 1.2 モーターシステムを搭載し、まさに夢のような走りが可能に。より長くトレイルを走れるアシストパワーを持ち合わせた究極のトレイルバイクを、さらに多くのライダーへ届けやすいアルミ合金フレームで実現しました。

他にはない走破性

トレイルライドの解釈は人それぞれ。標高の高いタイトな尾根を縫うように長時間走るのを思い浮かべる人もいれば、仕事終わりに近所のトレイルを何周かして楽しむ人もいるでしょう。あるいはテクニカルなセクションでなんとかクリアできるラインを見つけたり、ジャンプパークで仲間とセッションするのも当てはまるかもしれません。そんな幅広い解釈のすべてで秀でた走りを楽しむために、新しいLevo SL Alloyには調節機能を各部に持たせ、タフに作り上げました。Stumpjumper EVOやカーボン製Levo SLで定評のある角度調節式のヘッドセットを採用し、ヘッドアングルを63度から65.5度まで選べます。また、リアショックに組み込まれたフリップチップで、BBハイトを変えられます。

Levo SL Alloyはフロント29インチ、リア27.5インチのマレットホイールが標準仕様ですが、ホルストピボットのフリップチップで29インチのリアホイールにも対応します。さらにこのフリップチップは、ジオメトリーだけでなくレバレッジ曲線も変化させ、あなたの望む走りを実現できるのです。サスペンションキネマティクスは、細かなものから中程度のものまでのバンプを巧みに拾って、取り回しの良さとサポート性能を発揮するよう最適化済み。ジャンプやドロップなどの大きな衝撃に対しては、ライドダイナミクスのショックチューニングに合わせて、奥で踏ん張る特性となっています。

クラス最高性能の電動システム

クラス最高性能を誇るプレミアムなTurbo オペレーティングシステムは、スペシャライズドの開発チームの努力の結晶です。サイクリング業界で他に見ないレベルのシームレスに統合されたシステムが、漕いだ力を増大させるだけでなく、ペダリング出力、心拍数、ケイデンスなどを管理。さらには、ジャンプの滞空時間や飛距離がわかるJump Statsまで搭載します。

Specialized SL 1.2 システムは、初代SL 1.1 システムからトルクが43%、パワーが33%アップ。アップデートは無線で行われ、改善を重ね続けています。320Whの内蔵バッテリーは、最長５時間のトレイルライドを楽しむことができ、160Whのレンジエクステンダーバッテリーを追加してさらにたくさんのトレイルを走れます。バッテリーの管理は、Specialized アプリで細かく行えます。

人気のカーボン製Levo SLにアルミ合金モデルを追加し、より多くのライダーに、すばらしいトレイルライドを届けます。