スペシャライズド「TARMAC SL7」のリコールを発表 ヘッドセットパーツに強度問題

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スペシャライズドが、「TARMAC SL7」のヘッドセットパーツの強度に問題があるためリコールすると発表した。ユーザーには販売店を通じて無償交換の連絡がされるが、カスタマーサービスに連絡するよう呼びかけている。以下、プレスリリースより紹介。

TARMAC SL7 安全に関するお知らせ

スペシャライズドのライダーの皆様へ

弊社はこの度、エキスパンダープラグの交換およびコンプレッションリングのアップグレードを行うため、Tarmac SL7バイクおよびフレームセットについてリコールを行います。本件に関しては、けがの報告はありません。このリコールの対象となるライダーの皆様には、スペシャライズドおよびご購入いただいた販売店より、電子メールにてご連絡を差し上げます。
以下の手順をお読みいただき、ご所有のバイクがリコールの対象であるかどうかを特定してください。ご所有のバイクがリコールの対象である場合は、ご購入いただいた販売店にて、ご所有のバイクに現在使用されているエキスパンダープラグ [図1 A] を新しいエキスパンダープラグ [図1 B]に交換します。また、コンプレッションリング [図2 A] の更新が済んでいない場合は、最新の2ピースタイプのコンプレッションリング [図2 B] へとアップグレードを行います。
バイクにかける情熱をお客様と共有できますことに、スペシャライズドは心より感謝申し上げ、お客様が一刻も早くバイクをご利用いただけるよう、最善を尽くしてまいります。ご理解とご協力をお願い申し上げます。ご質問がございましたら、ご購入いただいた販売店にご連絡いただくか、またはスペシャライズドカスタマーサービスにお問い合わせください。

このリコールを行う理由

過酷な前部への衝撃(例えば、深い段差に落下するなど激しい力が加わった際に生じる衝撃)によって、ヘッドセットコンポーネントに著しい負荷がかかり、フォークのステアラーチューブにクラックが発生する可能性があります。損傷したフォークは、引き続き使用すると破損する恐れがあり、転倒やけがにつながる可能性があります。

リコールの対象となるバイクモデル

すべてのTarmac SL7バイクがこのリコールの対象となります。お客様のバイクがこのリストにない場合は、お客様のバイクはこのリコールの対象ではありません。

Tarmac SL7モデルには、「Tarmac」の表示がバイクのシートチューブの後ろ側に記されています。また、ヘッドセットを通して一体化された(隠された)ケーブルルーティングを採用しており、旧世代のTarmacモデルと区別できます(下の写真を参照してください)。

お客様のバイクがオリジナルの状態で、上の写真のような一体化されたケーブルルーティングのヘッドセットデザインを採用していない場合は、このリコールの対象ではありません。下の写真は、典型的なヘッドセットとステムのクランピングデザインです。お客様のバイクがこの下の写真のようであれば、お使いのバイクはこのリコールの対象ではありません。

お使いのバイクがこのリコールの対象である場合、ライダーの皆様にしていただくこと

バイクへの乗車を中止し、お近くのスペシャライズド正規販売代理店またはご購入いただいた販売店にご連絡のうえ、交換パーツの取り付けをご予約ください。無償で交換を行います。

このリコールの対象となるライダーの皆様へのスペシャライズドの対応

このリコールの対象となるライダーの皆様には、スペシャライズドカスタマーサービスおよび販売代理店からご連絡を差し上げます。
お客様のバイクがリコールの対象である場合は、スペシャライズド正規販売代理店またはご購入いただいた販売店が無償で交換パーツの取り付けを行います。

外部リンク:スペシャライズド正規販売代理店リスト

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