「SRAM（スラム）」のグループセット「Force eTap AXS」が刷新された。フード形状を変更したほか、チェーンリングも上位モデル「Red AXS」と同じくアウター／インナー一体成型に変更されるなどしている。以下、プレスリリースより紹介。
ライドフィールを向上させるデザイン変更を実施
SRAMロードカテゴリーのセカンドモデル【Force eTap AXS】が新しく生まれ変わりました。インテリジェントなギアレンジで加速する走りを実現するForceは、あなたのパワーになります。より多くの方の手のサイズにフィットするフード形状を再設計したシフト／ブレーキレバーをお楽しみください。
シフト／ブレーキレバー
新型Forceは従来モデルよりもコンパクトになったレバーフードを備え、握りやすさを向上させるとともに多様な手のサイズに対応しました。リーチアジャスト機能によりハンドルからレバーの距離を調整することも可能です。
カーボンレバーを採用。eTap Wireless Blipsをペアリングすれば、最大6か所シフトボタンを増設させることが出来ます。
フロントディレイラー
グラフィック変更。SRAMロード12s特有のX-Rangeギアリングに専用設計されており、トラブルの少ない変速性能を発揮。リアディレイラーと同じ形状のバッテリーを採用しているので、どちらかのバッテリーが切れても入れ替えて使用することが出来ます。
リアディレイラー
グラフィック変更。ロー側最大33Tのショートケージを廃止。
ギアレンジのワイド化によってロードバイクはアスファルトを離れて、より荒れた路面のグラベルへと進出しました。この進化に対応するために、Force AXSリアディレイラーはプーリーケージの根本にフルードタイプのダンパーを搭載しました。チェーンが上下に暴れるような強い衝撃を受けた時のみダンパーが作動するので、変速性能を犠牲にすることなくチェーンマネジメント性能を高めています。満充電で60時間/約1000km走行可能。
クランク
フロントダブルのチェーンリングをRed AXSと同じくアウター/インナー一体成型に変更。(50/37T、48/35T、46/33Tのみ)
一体成型により剛性が上がったことで、変速性能が向上します。チェーンリング単体でも発売されるので、Red AXSやRival AXS1Xクランクと組み合わせて使用することも可能。
パワーメーター
Red AXSと同様のチェーンリング内蔵型スパイダーパワーメーターとRival AXSと同様のスピンドル内蔵型パワーメーターが登場。パワー計測非対応のクランクから簡単にアップグレードを行うことが出来ます。
カセット/チェーンは従来モデルから変更されません。