【東京五輪】自転車競技、静岡県内の3会場は有観客維持 会場へはシャトルバスで送迎へ

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大國魂神社の参道からロードへ出て行く選手たち ©️CycleJapan
大國魂神社の参道からロードへ出て行く選手たち(2019年7月24日開催の事前イベントの模様) ©️CycleJapan

開催まであと2週間あまりとなった東京オリンピックの各会場の入場可能人数について、8日、政府の最新の対処方針決定を受け5者協議で最終決定がなされた。自転車競技については有明スポーツパークで行われる種目は無観客、静岡県開催分は有観客維持と運営方針が分かれることとなった。サイクルジャパンでは自治体に最新情報を問い合わせたのでこちらに報告する。

BMX種目は無観客、それ以外は有観客に

8日夜に開催されたIOC、JOC、組織委員会、都、国の5者協議で、オリンピック開催期間中も1都3県において緊急事態宣言、およびまん延防止等重点措置がなされることが決定したことを受け、「1都3県の会場は無観客」「それ以外の会場は50%で1万人」の方針が決定された。自転車競技についてはBMXレーシング、フリースタイルの2種目が有明アーバンスポーツパーク(東京都)で開催されることから無観客、そのほかの種目の会場は静岡県内のため「50%で1万人」の方針となる。各会場の最大収容人数からあてはめると以下のようになる。

  • BMXレーシング/BMXフリースタイル(有明アーバンスポーツパーク)ー 無観客
  • トラック・レース(伊豆ベロドローム)ー 1,800人(最大収容人数3,600人)
  • マウンテンバイク(伊豆マウンテンバイクコース)ー 5,000人(最大収容人数11,500人)
  • ロードレースゴール会場(富士スピードウェイ)ー 10,000人(最大収容人数22,000人)

有観客となった会場の関係自治体となる静岡県によると、県の対処方針では県外からの移動は推奨されていないが、オリンピックのチケットについては5者協議、関係自治体連絡協議会において決定された通り有効であるとのこと。移動手段については公共交通機関での来場を基本としつつ、会場から離れた場所にマイカー駐車場を用意。そして各会場の最寄り駅、マイカー駐車場からは無料のシャトルバスを運行するという。このシャトルバスについては事前予約が必要で、チケット所有者に組織委員会からメールで案内がされる予定だ。なおチケットの再抽選がなされるのかについては、現時点で明らかにされていない。

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