東京都が、東京2020大会の感動と記憶を街の中に残し、後世に永く伝えていく取り組みのひとつとして、国際オリンピック委員会(IOC)の承認を得て自転車ロードレースのコースとなった都内の道路上に、サイクリストらがレガシーとして認知できるルートマーカー(距離表示)を新たに設置すると発表した。尾根幹をはじめとして以前からサイクリストの聖地ともいえるエリアだが、トップレーサーの激闘の記憶を辿りながら走ることができる、特別なルートになりそうだ。以下、プレスリリースより紹介。
大会の感動と記憶をレガシーに!
東京都では、東京2020大会の感動と記憶を街の中に残し、後世に永く伝えていく取り組みを進めています。
この度、国際オリンピック委員会(IOC)の承認を得て、オリンピック競技大会で自転車ロードレースのコースとなった都内の道路上にルートマーカー(距離表示)を新たに設置しますので、お知らせします。
デザイン及び設置イメージ
設置予定箇所
東京2020オリンピック競技大会自転車ロードレースコース(都内37.7km)の都道にスタート地点から約1km間隔で計24箇所設置(東京都から神奈川県に向かうコースの道路片側に設置)
設置予定時期
令和5年11月中旬から12月初旬(予定)
【参考】東京2020 オリンピック競技大会自転車競技(ロード)概要
令和3(2021)年7 月24、25、28 日に開催され、67か国・地域から201 名の選手が参加し、4 種目を実施した。7 月24、25 日の2 日間にわたり行われた男女のロードレースは、東京都の武蔵野の森公園をスタート会場とし、神奈川県、山梨県を通過し、静岡県の富士スピードウェイまでの1都3県にまたがるコース。コース総距離は、パレード走行区間10km を含む男子約244km、女子約147km のコース。うち、東京都内の走行距離は武蔵野の森公園から町田市までの37.7km。