「ツール・ド・東北 2018」一般ライダーの出走エントリーを5月26日より開始

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「応“縁”バンダナ」を身に着けた「ツール・ド・東北 フレンズ」の皆さん(写真左より)東北応援大使の中西哲生さん、広報大使の道端カレンさん、東北応援大使の谷真海さん、パンサーの尾形貴弘さん、ロバートの山本博さん、秋山竜次さん、馬場裕之さん(大会公式facebookより)
公式サイクルジャージと「応“縁”バンダナ」を身に着けた「ツール・ド・東北 フレンズ」の皆さん(写真左より)東北応援大使の中西哲生さん、広報大使の道端カレンさん、東北応援大使の谷真海さん、パンサーの尾形貴弘さん、ロバートの山本博さん、秋山竜次さん、馬場裕之さん(大会公式facebookより)

2018年9月15日-16日にかけて開催される東日本大震災の復興支援サイクリングイベント「ツール・ド・東北 2018」の記者発表会が5月22日に開催され、大会応援する「ツール・ド・東北 フレンズ」の面々が一堂に集結し、参加をアピールした。5月26日より一般ライダーのエントリーを開始する。

羽生結弦選手も応援コメントを寄せる

「ツール・ド・東北」は、2013年から河北新報社とヤフーが主催する、東日本大震災の復興支援と震災の記憶を残していくことを目的とした自転車イベント。レースではなくサイクリングを楽しむファンライドイベントで、東北の復興を長期にわたって支えていくために、10年継続開催を目標のひとつとしている。毎年東北の風景や食を堪能し、復興の様子を肌で感じられるコースを用意しているが、今年は2つのコースを新設、距離も50kmから210kmまでバリエーションに富んだ計9コースとなった。

今年は大会をアピールするほか、開催当日も運営などをサポートする「ツール・ド・東北 フレンズ」に人気芸人グループの「ロバート」も参加。山本博さんは、「パンサー」のメンバー尾形貴弘さんとともに実際にライドにも参加するという。山本さんはロードバイク初挑戦だが「初心者だけど完走を目指せる」と、今回9コースとなった選択肢の多さをアピールした。なお宮城県東松島市出身の尾形さんは実家が被災しており、前回もコースに実家付近が加わったこともありライドに参加している。

このほか仙台出身で、復興関連の取り組みにも多く参加しているフィギュアスケートの羽生結弦選手もコメントを寄せた。「平昌五輪では、たくさんの方からの応援や支えをいただいたおかげで金メダルを獲得し、2連覇を達成できました。本当にありがとうございました。被災地のみなさんが笑顔になるきっかけになれたとしたら、とてもうれしいです。その被災地を舞台にした『ツール・ド・東北』は早くも今年で6回目。僕の出身地の仙台を走る新しいコースも加わるということで楽しみにしています。そして今年も『ツール・ド・東北フレンズ』を務めさせていただき、大会を精一杯、応援していきます」とサポートを宣言した。

豪華なコラボが続々

会見では著名ファッションブランド「ポール・スミス」とコラボし、ポール・スミス氏がデザインした「ツール・ド・東北 応“縁”バンダナ by Paul Smith」も発表された。スミス氏はサイクリング愛好者として広く知られており、昨年に引き続いてのコラボとなる。

製作した「公式応"縁"グッズのバンダナを広げるポール・スミス氏(プレスリリースより)
製作した「公式応"縁"グッズのバンダナを広げるポール・スミス氏(プレスリリースより)

この応"縁"バンダナは、ライダー、ボランティアクルー全員に配られる予定。大会の趣旨に賛同し、ポール・スミス氏自ら、すべて無償で提供するという。

また、今大会のテーマソングを人気バンド「くるり」が提供することも発表された。

提供曲は新曲「忘れないように」。美しい東北の沿岸部を、この曲を思い出しながら走っていただきたい、という思いで提供されたという。「くるり」のメンバーはテーマソング提供に加え、今年から「ツール・ド・東北 フレンズ」に加わり参加者を応援する。

復興と名がついているが、毎年規模とコースのバリエーションを増やしてきたこのイベントは、純粋にライドイベントとして多彩に楽しめるものとなっている。復興のためにと気張らずとも、楽しむことで応援になる「ツール・ド・東北」。美しい景色と美味しいグルメや地元の人との交流を楽しみに、エントリーしてみてはいかがだろうか。

なお一般ライダーのエントリーは5月26日20時より、JTBスポーツステーションにて先着順で受付開始する。各コースごとに申し込みURLが違うので留意しよう。開始直後はサイトの混雑が予想されるので、事前に必要な会員登録を済ませておくことが必要だろう(なお大会運営をサポートする応"縁"ライダーについてはすでに先着順で募集中だ)。

ツール・ド・東北 2018 大会公式サイト

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