ツール・ド・東北の主催団体であるヤフーと河北新報社は2日、中止となった今年の大会の代替として、オンラインで複数の企画やイベントを行うと発表した。期間は9月30日までで、東北への応援や想いを繋げるきっかけとして参加してほしいと呼びかけている。
オリジナルテーマソング、バーチャルライド、モールでの物販を企画
例年9月に開催されていた「ツール・ド・東北」は東日本大震災からの復興を祈念するイベントとして定着していたが、今年はコロナ禍のため中止が決定していた。主催者団体であるヤフーと河北新報社は今回、大会を予定していた9月に東北への応援や想いを繋げるきっかけとして、また大会を通じて生まれたさまざまな「縁」をこれからも大切にしたいとして、オンライン企画「オンライン応”縁”フェス」をスタートする。
企画は3つの柱からなっており、「聞いて応”縁”」では、大会の趣旨に賛同しORANGE RANGEが書き下ろした公式テーマソング「Imagine」と、その曲に載せてたオリジナル動画を公開。地元の方からのメッセージも収録されている。
「走って応”縁”」では、バーチャルトレーニングプラットフォームであるZwift上で「ツール・ド・東北 Virtual Ride」を開催する。67.5kmのコースを、ツール・ド・東北 フレンズの別府始さんをライドリーダーに参加者とともに走る企画となる。
ツール・ド・東北 Virtual Ride
- 日時:2020年9月19日(土)14時スタート
- 走行距離:67.5㎞
- 完走特典:Zwift内で使用できる「ツール・ド・東北 Zwiftオリジナルジャージ」のアンロック
また、「買って・食べて応”縁”」では、ツール・ド・東北の舞台である宮城県を中心に、福島県、岩手県の特産物を、以前から復興支援の目的で開設されているエールマーケットで紹介する。これらの企画からなる「オンライン応”縁”フェス」を9月30日まで開催する。