「ツール・ド・東北2021」一般エントリー開始、先行エントリーは19日まで

2021年5月19日ニュース,イベント情報

東日本大震災の復興支援、および震災の記憶を未来に残していくことを目的に2013年から断続的に開催されているツール・ド・東北。今年は震災10年の節目ということで、新型コロナの感染対策を施した上で、特別大会として2021年9月19日（日）に開催される。一般エントリー開始にあたりオンライン会見が開かれ、新たな試みとしてインドアサイクリングアプリ「ROUVY（ルービー）」を使用したバーチャルライドを大会後に開催することなどが発表された。

一般エントリー開始、先行エントリーは19日17:59まで

震災10年の節目を迎える「ツール・ド・東北」。特別な年にイベントを通して復興を祈念するため、規模を縮小し入場制限を行うなどの新型コロナの感染対策を施したうえで開催する。コースは100kmの北上フォンドと65kmの女川・雄勝フォンドの2つ（参加者予定1300人）とし、沿道への一般観覧者の入場規制を行い、会場イベントも行わない。

なお18日から「北上フォンド」の一般エントリーが開始され（6月8日まで）、「女川・雄勝フォンド」の一般エントリーも20日から開始される。通常エントリーに加え、2名1組の「ペアエントリ―」、中学生のお子さまと保護者の2名1組で申し込める「親子エントリ―」枠が用意されている。こちら2つの一般エントリーに関しては先着ではなく抽選方式で参加が決まるため、期間内に応募すれば大丈夫だ。

また大会運営を支えるツール・ド・東北応”縁”ライダーのエントリーは2021年5月19日（水）17時59分まで。応“縁”ライダーのエントリー料の一部はツール・ド・東北の運営費に充てられるほか、基本的には申し込めば必ず当選でき（大会全体の定員数を超えた場合は抽選）、特注マスクのプレゼントなど各種の特典がある。2019年にボランティアとして大会運営に協力したライダーも「優先出走ライダー」として申し込める。

2021年大会のオフィシャルジャージ発表　PISSEIとコラボ

会見では今大会のオフィシャルジャージの発表が行われた。イタリアのPISSEI（ピセイ）とコラボしたもので、緑豊かな東北地方を表し、希望の色でもあるグリーンをメインカラーとしつつ、前を向き未来を表現する矢印を、イタリアの国旗色で配置。PISSEIより東北の人々を想い、今回の大会を応援する意味を込めたという。デザインから製造まで一貫してイタリア国内で行われるプレミアムなジャージだ。価格は14,300円（税込）だが、応“縁”ライダーは11,000円（税込）の特別価格となる。

ツール・ド・東北 2021オフィシャルサイクルジャージ
一般価格：1万4300円
「ツール・ド・東北応“縁”ライダー」特別価格：1万1000円
販売期間：2021年7月8日（木）23:59まで（受注生産）
サイズ： XS、S、M、L、XL、XXLの6サイズ

ジャージ詳細：https://tourdetohoku.yahoo.co.jp/2021/info/goods/

大会後の次の週より、バーチャルライド開催！

会見では、先ごろ日本展開を本格化させたインドアサイクリングアプリ「ROUVY（ルービー）」を活用したバーチャルライドの開催が発表された。今年の本大会では残念ながら設定されなかった仙台、東松島、気仙沼をめぐる3つのコースで開催される。実際の風景動画を見ながら楽しめる「ROUVY」であれば、実際に走っているかのような没入感が味わえることだろう。なおバーチャルライド自体の参加は無料だが、「ROUVY」は月額12ドルの有料サブスクリプションサービス。初回登録から2週間は無料トライアル期間となるので、未登録の方はこの期間を使えばいずれも無料で参加できる。

また大会ではさらにデジタル技術を活用し、公式アプリ内の3D地図上にコースと参加ライダーを表示したり、ライダー向けのみに設置されるエイドステーションの様子をライブ配信する試みも検討中だという。

ツール・ド・東北 2021バーチャルライド　開催概要

開催日程／コース／距離：
2021年9月25日（土）／仙台～奥松島／約45km
2021年9月26日（日）／石巻～神割崎／約60km
2021年10月3日（日）／神割崎～気仙沼／約55km

ツール・ド・東北 2021特別大会概要

開催日程：2021年9月19日（日）
実施コース／エントリー期間：
石巻発100km「北上フォンド」／2021年5月18日（火）～6月8日（火）
石巻発65km「女川・雄勝フォンド」／2021年5月20日（木）～6月9日（水）
メイン会場：セイホクパーク石巻（宮城県・石巻市総合運動公園）
スタート：6:30～順次
ゴールクローズ：17:30