東日本大震災の復興支援および震災の記憶を未来に残していくことを目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北 」を主催するヤフーと河北新報社は、昨年は中止とした本大会を今年は開催すると発表した。新型コロナ対策のため規模を縮小するが、東日本大震災から10年目となる今年は感染状況を見極めながら実施する。
規模を縮小、2フォンドで開催予定
東日本大震災から10年の節目を迎え、8回目を数えることになった「ツール・ド・東北 2021」。新型コロナ対策のため、コースは、石巻市をスタート/ゴール地点とする「北上フォンド」(100㎞)、「女川・雄勝フォンド」(65㎞)の2コースのみで実施する。参加者は約1,300名を予定しているという。
また、スタート/ゴール会場を第1回からメインの舞台としていた石巻専修大学から、近隣のセイホクパーク石巻(石巻市総合運動公園)に変更。会場内では新型コロナ対策に万全を期するために「密」対策を行い、各種イベントなどは実施しない。万が一新型コロナの発症者が出た場合に連絡先などを把握するため、ライダーではない一般の方は入場できない。さらに大会キャッチコピー「応援してたら、応援されてた」の由来となったライダーたちへの地元の方々の声援も、今大会は自粛となる。それにあわせてキャッチコピーも「応援してたら、応援されてた~声援のかわりに笑顔で~」に変更となる。
<「ツール・ド・東北 2021」概要>
■開催日程:2021年9月19日(日)
■メイン会場:セイホクパーク石巻(石巻市総合運動公園)
■エントリー方式:抽選方式
■エントリー開始日とコース:
4月下旬予定:石巻発100㎞「北上フォンド」、石巻発65㎞「女川・雄勝フォンド」
※ライダー以外は会場入場不可
※ライダーのみゴール後に利用できる飲食ブースを一部設置
※エイドステーション(休憩所)は設置予定
※決定次第、公式サイト・SNSにて速やかにお知らせいたします。
外部リンク:
「ツール・ド・東北」公式サイト
「ツール・ド・東北」公式Facebook
「ツール・ド・東北」公式Twitter