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UCIがフルームに対する調査を終了と表明 ツール・ド・フランス出場に大きく前進

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UCI(国際自転車競技連合)は2018年7月2日付で公式サイトに声明を発表し、昨年来調査を続けてきたクリストファー・フルーム選手(イギリス、チームスカイ)に対する調査手続を終了したと発表した。ドーピング疑惑が晴れたかたちとなり、同選手のツール・ド・フランス出場がほぼ確実となった。

UCI、ドーピングはなかったと認定

昨年のブエルタ・エスパーニャ参戦中の尿検査で検知された喘息治療薬「サルブタモール」の異常値(既報)の問題がようやく決着した。UCIはこの日声明を公式Webサイトに掲載し、6月28日にWADA(世界アンチ・ドーピング機構)がUCIに対し「異常値とされたフルーム選手のサンプルはドーピングの要件を満たさない」との見解を通知したとし、これを受け同選手に対する調査を終了したと表明した。

同選手はさっそく公式Webサイトにコメントを掲載「UCIが自分を無実としてくれたことをとても嬉しく思う。私とチームにとって非常に大きな決定だが、サイクリング界にとっても重要な瞬間だった」と決定を歓迎した。

昨日報じたように、ツール・ド・フランス運営者団体であるASOは、UCIの規定に基づき同選手が属するチームスカイの出場を拒否。現地時間7月3日午前9時からフランスオリンピック委員会による調査が行われることになっているが、このUCIの決定によってASOが出場拒否した根拠自体が消滅したことになる。かなりの確率でASOの決定は却下される可能性が高い。開幕1週間前に突然主役の出場が危ぶまれる事態となったが、無事、実力者が揃ってスタートを迎えられそうだ。