自転車競技の国際管轄団体であるUCI（国際自転車競技連合）が先月に続いて声明を発出し、3月18日に発表した同団体のが管轄するレースの中止を6月1日まで延長すると発表した。この影響で、例年ツール・ド・フランスの前哨戦とされてきた「クリテリウム・デュ・ドーフィネ」の延期も決まった。
5月31日開幕の「ツール前哨戦」も延期決定
プレスリリースによると、UCIは4月1日にAIOCC（レース主催者団体）、AIGCP（プロチーム団体）、CPA（プロ自転車選手団体）と話し合い、状況の深刻さを踏まえ、4月末までとしていたレース中止措置を6月1日までに延長する決定になったという。この決定はすべての種目、カテゴリーに適用される。
これを受け、2020年5月31日より開幕予定だったツール・ド・フランスの前哨戦「クリテリウム・デュ・ドーフィネ」の延期も決定した。今後は延期日程の調整に入るとしている。