VanMoofニューモデル発表 前モデルより40%以上のプライスダウンを実現

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オランダ・アムステルダムのe-Bikeメーカー「VanMoof(バンムーフ)」から、新モデル「S3」「X3」が発表された。前作からスペックアップし、さらに40%以上の大幅なプライスダウンが実現。すでに公式サイトなどで申し込みを受け付けており、初回入荷は2020年5月となっている。

身長別に2モデル構成 新技術も投入

VanMoof X3 (ライト)
VanMoof S3 (ダーク)

バンムーフは、バッテリーを内蔵し存在を感じさせないようなハイセンスなデザインと、専用アプリによるロック、盗難防止機構など、自転車とテクノロジーをスマートに統合していることで高い評価を受けるオランダの自転車メーカーだ。今回発表した2モデルについても業界初の新技術を取り入れるなど、意欲的な試みが随所に採用されている。

例えば今回初採用の「e-shifter(電動シフター)」は、4段階のオートマティックギヤでスムーズな走行を実現しつつも、さらに専用アプリでギヤチェンジのタイミングをカスタマイズすることが可能になっている。またディスクブレーキは油圧式をこちらも初採用、制動力も強化された。250~350Wのパワーでアシストするモーターはより小型化し、静音性も増している。なおX3とS3のスペックは同じだがサイズ別で2モデルに別れており、X3は小柄な人向けで適応身長は155~200cm、タイヤは24インチ。S3は大柄な人向けで適応身長は170~210cm、タイヤは28インチとなっている。

価格は、前モデルS2/X2に比べ25万円となっており40%以上の大幅プライスダウンとなった。バンムーフの共同創立者であるティーズ・カーリエ氏は、プレス向けのオンライン発表会で「最新・最高性能のe-Bikeを、これまで提供することが難しかった価格で提供する。億単位の人々に乗ってもらうのが私たちの直近の目標だ」とコメントしている。

外部リンク:VanMoof公式Webサイト

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