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イスラエルのAR開発企業、サイクリング用ARグラスを開発

イスラエルのAR開発企業Everysightがサイクリングに特化した世界初のスマートグラス、『Raptor AR』を発表した。快適なサイクリングに必要な情報を、随時AR表示するという。現在米国向けの予約を受け付けており、2018年の出荷を予定している。

スピード、心拍などをARで表示

『Raptor AR』では、サイクリング時に使用すると、走行ルートのナビゲーション、時間、スピード、心拍数やケイデンスなどの様々な情報がオンタイムでグラスに直接AR表示される。進行方向に顔を向けたまま、安全にサイクリングが楽しめる。

最大で8時間の連続使用が可能で、スマートフォンとBluetooth接続すれば走行データを保存できる。耐水性、防塵性も備えている。付属オプションも様々に用意されており、自転車のハンドルに取り付けてスマートグラスをコントロールできるデバイスや、専用のフレームもある。

出荷は2018年、アメリカから 日本での発売は未定

現在アメリカ在住向けユーザーを対象に予約を受付中で、公式サイトにて申し込みできる。予約可能地域は現在アメリカ国内のみで、ヨーロッパでは2018年1月から予約開始となっている。

スペックとしては、16GBと32GBの2モデルをラインアップ。通常価格は16GBモデルが649ドル、32GBモデルが699ドルだが、早期予約ユーザー向けの特典として値引きが行われており、16GBモデルが499ドル、32GBモデルが549ドルとなっている。米国向けの出荷は2018年2月、ヨーロッパを含む他の地域への出荷は4月を予定。日本での販売予定は残念ながら未定だが、こうったARデバイスはサイクリングの楽しみを広げるのでぜひ日本でも取扱いして欲しいものだ。

サイクルジャパン:

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