與那嶺恵理、引き続き欧州トップチームに所属 2020年の体制発表
女子サイクルロードレース界で圧倒的な実績を誇る第一人者で、現日本チャンピオンの與那嶺恵理が来季も引き続き欧州トップチームに所属することが明らかになった。チームの体制強化でメンバーが大幅に入れ替わる中、成績を評価され残留。最高の環境で東京オリンピックへ向かうことになる。
「私にもチャンスがある」
今季、與那嶺はイタリア籍のトップチーム「アレ・チッポリーニ」に所属していたが、来季はチームが他チームと合併、チーム名、国籍もスロベニアに変更となり「アレ・BTCリュブリャナ」となる。またUCIの改革により、女子チームにもカテゴリによるランクづけが行われ、同チームはこれまでの実績から、8チームにしか与えられない世界最高峰ランクの「UCI女子ワールドチーム」に位置づけられた。
For 2020 !!!! Just started 💛🧡
Ride with these girls & partners 💛🧡 https://t.co/3jDmeU9pQy
— eri yonamine (@YonamineEri) November 16, 2019
現地時間2019年11月16日、チームは来季の体制を正式発表。與那嶺を含む3人のナショナルチャンピオンを擁するチームの陣容は、新しくなった女子ワールドチームの中でもトップレベルだ。東京オリンピックに向けての重要なシーズンとなる来季、与那嶺は理想的な環境でのぞめることになった。與那嶺のコメントは以下の通り。
4シーズン目のヨーロッパツアー。初めて同じチームでの契約更新です。
今シーズン、私はこのチームでの活動を通し、多くの学び、そして自分自身のチャンスを感じることができました。ワールドツアー、ストラーダ・ビアンカで13位。ヨーロッパ1クラス、スコットランドで総合6位。自身のベストも更新することができました。
来季のオファーは4月のアルデンヌクラシック時に頂きました。来季の契約は東京オリンピックという大きなイベントがあるため、様々なオプションをコーチと考えながら、8月に契約続行を選択しました。
私にもチャンスが有るALE’ BTC LJUBLJANAで来年も戦えることがとても嬉しいです。チームメンバーも大きく入れ替わり、世界トップ8のワールドツアーチームにふさわしい陣営です。来季の目標は、チームでのより多くの勝利、自身のワールドツアーでの表彰台、そして東京オリンピックでの集大成です。
応援よろしくお願いします！
全てを力に変えて
與那嶺 恵理