本日、東京五輪自転車ロードレース種目の代表候補に選出された新城幸也、増田成幸の両選手から、選出を受けてのコメントが届いたので紹介したい。2人とも今シーズンを終えた状態だが、来年の本番に向けしっかり準備したいと述べている。
増田成幸選手 コメント 「支えてくれた仲間のお陰」
この度、東京オリンピックロードレースの日本代表候補へ選出されましたこと、大変光栄に思います。2020年はコロナ禍の影響により、各方面で大きなストレスを抱えながらのシーズンとなりましたが、応援してくださる皆様の声に支えられて、気持ちを強く持ち続けることが出来ました。来季はチームを離れるメンバーやスタッフが沢山います。支えてくれた仲間たちのお陰で今の自分がある。そのことは絶対に忘れません。日の丸を背負って戦えることに誇りを持ち、当日のレースで最高のパフォーマンスを発揮できるように、準備をして行きたいと思います。
増田選手は既報のとおり、11月12日に所属チームの地元宇都宮市内での報告会に出席し、地元ファンの前に姿を見せる予定だ。
新城幸也選手コメント 「自国開催のオリンピック出場はスペシャル」
自分がトップレベルでいる間に自国開催のオリンピックに出場できることはスペシャルで幸せなことです。このコロナ禍であっても自分がやるべきことは同じ、メダルを手繰り寄せるために何が必要かは、今までの経験で分かっているので、しっかり準備して臨みたい。
ツール・ド・フランスや、グランツールを知らない人でも、オリンピックはみんな知っているので、島(編集部注:出身の沖縄県石垣島のこと)のみんなが喜んでくれるのは嬉しい。子供たちが自分の姿を見て、小さな島からでも(自転車だけでなくても)こうして大舞台に立てることを知ってほしい。
先日、グランツールのひとつである「ジロ・デ・イタリア」に日本人で唯一出場し見事完走した新城選手。現在は終了後自宅隔離中で、このまま11月はオフを取り、12月からトレーニングを開始する予定。