先日の東京五輪でも健闘した新城幸也選手が、8月14日に開幕する第76回ブエルタ・ア・エスパーニャに出場することが所属チームより発表された。自身4回目、今年はジロに続いて2回目のグランツール出場となる。今シーズンはチームが絶好調で各レースで勝利を重ねてきており、新城選手も勢いに乗っての好成績を期待したいところだ。
ジロに続いて今シーズン2度目のグランツール出場
所属チームのバーレーン・ヴィクトリアスが発表した出場メンバーは以下の通り(チーム発表順)。
- 新城幸也(日本)
- ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)
- ジャック・ヘイグ(オーストラリア)
- ミケレ・ランダ(スペイン)
- ジノ・マーダー(スイス)
- マーク・パドゥン(ウクライナ)
- ワウト・プールス(オランダ)
- ヤン・トラトニク(スロベニア)
先のツール・ド・フランスでチーム総合賞(総合成績トップ)を獲得したことからもわかるように、今季のチームは絶好調。新城選手も含め、その好成績をもたらした立役者の多くがブエルタに選ばれており、余勢を駆って、今シーズン最後のグランツールを飾りたいところだ。チームとしては前哨戦だったブエルタ・ア・ブルゴスで総合優勝したランダをエースに押し立て総合上位を狙う戦略だ。
新城幸也のコメント
『また、皆さんに嬉しいご報告が出来ます。ヴエルタ出場が決まりました。
とにかく、今年のチームは絶好調でジロもツールも、それ以外のレースでもみんな強いですから、その中でもこうしてグランツールのメンバーに選ばれたことは、自分にとっても誇りに思います。
直前のレースでミケレが総合優勝し、エースの仕上がりも確認できていますし、ジロでのダミアーノの総合2位を支えたメンバーやツールで大活躍のメンバーで臨むので、僕自身このヴエルタがどんなレースになるか楽しみです。
その分任されることも多いとは思いますが、オリンピックで日本の皆さんからたくさんのパワーを頂いたので、期待に応える仕事をしてきます。
3週間、楽しんで応援してください!!』
なおブエルタは日本ではJSPORTSが開幕前のプレゼンテーションを含め全ステージ生中継するほか、サイクリングコミュニティアプリ「GCN」でも生配信される(いずれも視聴料がかかる)。
※JSPORTSにおいては第1、第2ステージは無料放送