新城幸也が新型コロナから復帰!今週末の「ミラノ〜サンレモ」に参戦発表

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新型コロナウイルスに感染し療養していた日本のトップロードレーサー、新城幸也が戦列復帰する。所属先のバーレーン・ヴィクトリアスが今週末の19日に開催されるイタリア伝統のワンデーレース「ミラノ〜サンレモ」の出場メンバーを発表、新城も名を連ねた。

「モニュメント」に名を連ねる伝統のクラシックレースが復帰の舞台

18日、チームが発表した出場メンバーは以下の通り。

新城幸也(日本)
フィル・バウハウス(ドイツ)
ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)
ジョナタン・ミラン(イタリア)
マテイ・モホリッチ(スロベニア)
ヤシャ・ズッタリン(ドイツ)
ヤン・トラトニク(スロベニア)

新城はシーズンインした最初のレースで新型コロナに感染してしまい欧州の自宅で療養を続けていたが、シーズン序盤の大きなレースで復帰することになった。復帰の舞台となる「ミラノ〜サンレモ」は、今年113回目の開催を迎える欧州でも指折りの伝統を誇るワンデーレース。「モニュメント」と言われるワンデーレースの中でも伝統と権威を持つ5つのレースのひとつだが、その中でもシーズン最初に開催され、距離も最も長いことから、イタリア国内では「クラシチッシマ」(クラシックの中のクラシック)との別名を持つほど格式高いレースとされている。

コースは全長293km。ミラノのヴィゴレッリ競輪場からスタートし、100年以上ほぼ変わっていないルートでサンレモを目指す。基本的にはスプリンターが有利だが、終盤には最大勾配9%のチプレッサ、同8%のポッジオと呼ばれる5km以内の坂を乗り越える必要があり、展開によってはパンチャー、クライマーにもチャンスがある。まさにクラシックレースの王道を体現するプロファイルだ。

チームとしてはスプリンターであるフィル・バウハウスをエースとして臨むとしており、新城は経験豊かなオールラウンダーとしてサポート役を期待されている。順調に役割を果たせば、終盤まで先頭集団内で駆け引きに参加する姿が見られそうだ。なお、このレースはJ SPORTSで生中継される。

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