Uberは2018年4月9日(米国時間)、自転車シェアリングサービスの「JUMP Bikes」の買収で合意したと発表した。同社とJUMP Bikesは1月よりすでに、UBERアプリを使用したサンフランシスコでの先行導入サービスを行っている。
UBERアプリでレンタル可能な電動アシスト付きバイク
JUMP Bikesは2015年設立のベンチャー。駐輪スペースが必要ないシェアリングシステムが特徴で、UBERアプリを利用してレンタルができる。自転車も独自開発のもので強力なアシスト機能を持つという。料金は30分につき2ドル。現在サンフランシスコ市内で先行導入中だが、今後2018年じゅうにはワシントンD.C.やサクラメントなど複数都市でのサービスインを予定しているという。
JUMP BikesのRyan Rzepecki(ライアン・レゼペッキ)CEOは、同社の公式SNSで「UBERの一員になれることにわくわくしている。これは多くの自転車をお届けし、街中の移動手段を変革するという私たちの目標実現に向けた大きな一歩だ」とコメントした。なお同社とブランドは買収後も維持され、事業は予定通り展開される。